オーロラの彼方へ(2000年米)ネタバレなし

 時を超えた父と子の絆を描いたオーロラがもたらす奇跡の物語。最初から最後まで目が離せない感動作品。アメリカ、韓国、日本でも「シグナル」というタイトルでドラマにリメイクされた傑作。

オーロラの彼方へ [DVD]

 1969年、ニューヨークに80年ぶりにオーロラが出現。誰よりも先に火の中に飛び込み、誰よりも後に現場から去る勇敢な消防士の父(デニス・クエイド)、優しい看護婦の母(エリザベス・ミッチェル)、6歳のジョンの周りには、いつも愛と笑い声があふれていた。しかし、その幸せな日常は、父の殉死によって突然終わりを告げる。

 それから30年、もしも父が生きていたら、自分の人生はどうなっていただろうと、ジョン(ジム・カヴィーゼル)はずっと問い続けてきた。ニューヨークの空に再びオーロラが輝いたその日、父が残した無線機の彼方から、あの声が聞こえてくるまでは・・・・。

 

 好きな映画は?と聞かれた時、いくつかの作品が頭に浮かびますが、この映画もそのうちの一つです。とにかくストーリー展開がおもしろい!家族の物語であり、サスペンスでもあり、SFファンタジーでもある。

 観終わったあとに「感動!」というよりは「すごいなこの映画」と思った作品です。そして父親役のデニス・クエイドがとにかくかっこいい。私にとって理想の父親像。当時、こんな父親になりたいと思ったのを今でも覚えています。